2020/10/29 20:13

こんにちわ、久しぶりの投稿になります。ミュージアムグッズ企画開発のCHUPROです。


リニューアルした商品のご紹介をしたいと思います。
世界の土器を紙で再現したシリーズ「世界の土器シリーズ」を紙キーホルダーとして
リニューアルしました。



CHUPROの商品はほとんどすべて自社オリジナルですが、その中でもマニアック度が高く、
博物館学芸員の反応がもっとも強いのがこのシリーズ。よく木製品や3Dプリンター製品と間違われるのですが、
紙製品です。手づくりのため同じものが存在しません。


印刷技術は同じものを大量につくるために発展してきましたが、
別の分野で設計ツールやカット設備も高度に発達した結果、
工業製品のみならず、個人のものづくりにもこれらの技術や設計が利用できるようになりました。
CHUPROにはそうしたノウハウが蓄積されていたので生まれた商品です。


紙で微妙な湾曲やくびれを再現するには細かい設計が必要です。これをデータ通りに切り出すと
長い帯になります。これを手でくるくると巻いていきます。
その様子はコチラ


紙を引っ張りながら、土器の膨らみ加減を意識しながら巻いていく作業は手作業。
最新の技術とアナログを融合させた表現をどうしてもしてみたいと思って、
考えたのがこの土器シリーズなのでした。
土器は土を使って、古代の人々が手でつくったものなのでぬくもりが感じられます。
その表現には紙が最適だと考えました。


高さ20mm、長さ1mほどの紙で再現した紙製の土器をどうぞお楽しみください!